投資に回せるお金が月5,000円しかない人へ。それでも始める価値がある理由
投資で人生が変わる?
答えは「人による」。つまりは分かりません。未来のことは誰にもわからないからです。
ですが、おこづかい投資家の私は人生が変わりましたよ。
私の人生初投資はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を3,000円分買ったことでした。
本を読んで「お金持ちは投資をやっている。だったら自分もやろう」。そんな軽い気持ちで始めました。
この記事は、まだ投資を始めていない人、一度やめてしまった人、そして「投資に回せるお金が月5,000円しかない」と思っている人のために書きました。
お金持ちになるのは「年収の高い人」ではない
「投資はお金に余裕がある人がやるもの」。私も昔はそう思っていました。
でも実際は、年収が高くても貯金がほとんどない人はたくさんいます。収入が増えたぶん、出ていくお金も増えてしまうからです。
お金を増やせるのは、年収の高い人ではなく資産形成の仕方を知っている人です。
私自身、使えるのは月2.8万円のおこづかいだけ。それでも続けた結果、6年目で元本120万円が250万円になりました(2026年9月時点)。特別な才能があったわけではありません。「知って、少しずつ続けた」だけです。
そして、その「知る」ための入り口として、月5,000円の投資はちょうどいい金額です。
月5,000円でも投資を始める価値がある3つの理由
理由① 元本を増やしたくなって、家計管理に本気になれる
少額でも投資信託を買うと、不思議なことが起きます。「もっと元本を増やしたい」と思うようになるんです。
5,000円が少しずつ増えていく画面を見ると、「あと1,000円多く積み立てられたら…」と考えるようになります。そこで初めて、家計を本気で見直すようになりました。
- 毎月1万2,000円払っていた個人年金をやめた
- スマホを日本通信SIMに乗り換えて、携帯代が月2,000円安くなった
- Netflix(月980円)とApple Music(月1,180円)を解約した
- 2台持っていた車を1台にして、維持費を年間10万円削減した
個人年金・携帯代・サブスクだけで月1万6,160円、年間にすると19万3,920円。車の維持費10万円と合わせると、年間で約29万円も浮いた計算です。月にならすと約2万4,500円。「投資に回せるのは月5,000円しかない」と思っていたのに、見直してみたらその5倍近いお金が出てきました。
ポイントは、我慢する節約ではないということ。意識が変われば行動が変わります。お金の使い方を改めて、無駄なものにお金を使わなくなったおかげで、生活の満足度を下げずに資産を増やせています。
節約して浮いたお金を投資に回す。この流れができると、5,000円はいつのまにか「スタート地点」になります。
理由② 世の中の動きがわかるようになる
投資を始めて最初に増えたのは、お金ではなく知識でした。
自分のお金が入っていると、ニュースの見え方がガラッと変わります。
- いま景気がいいのか、悪いのか
- 金利や為替(円高・円安)が動くと、自分の資産にどう影響するのか
- どんな業種や会社が伸びているのか
以前は聞き流していた経済ニュースが、「自分ごと」として頭に入ってくるようになりました。複利が効くと資産が増えるスピードが早くなることも、本で読むより実際に体験して腹落ちしました。
世の中の動きがわかると、仕事の話題や日々の買い物の判断にも役立ちます。これは月5,000円の投資から得られる、お金以上のリターンだと思っています。
理由③ 学校で教えてくれない金融知識が身につき、家族に教えてあげられる
税金、保険、NISA、複利。生きていくうえで大事なお金の知識なのに、学校ではほとんど教えてくれません。
自分で投資をしてみると、こうした知識が自然と身につきます。そして身につけた知識は、家族や身内に教えてあげられるようになります。
私は二人の子どもを育てていますが、子どもたちにも少しずつ「お金を育てる力」を伝えています。自分が実際にやっているからこそ、説得力を持って話せるんです。
親から子へ、お金の知識を手渡せる。これも少額投資を始めて得られた、大きな財産です。
高額なスクールは必要なし。スマホで投資信託が買える時代
「投資を始めるなら、まずはお金の勉強をしなきゃ」と、高額な投資スクールを検討している人もいるかもしれません。
でも、高額なスクールに通う必要はありません。
いまはスマホひとつで証券口座をひらけて、投資信託も数百円から買える時代です。ネット証券なら、積立も最低100円から設定できます。本を1冊読んで、少額で実際にやってみる。これがいちばんの勉強になります。
ちなみに、毎月5,000円を20年間積み立てると、元本は120万円です。仮に年3%で運用できた場合は、約164万円になる計算です(あくまで試算で、将来の成果を約束するものではありません)。
金額だけを見ると小さく感じるかもしれません。でも、この20年で身につく家計管理の力、世の中を見る目、家族に伝えられる知識は、数字以上の価値があります。
まとめ:月5,000円は「お金を増やす力」を育てる入り口
投資に回せるお金が月5,000円しかなくても、始める価値は十分にあります。
- 元本を増やしたくなり、家計管理に本気で取り組める
- 世の中の動きがわかり、知識が広がる
- 学校で教えてくれない金融知識が身につき、家族に教えてあげられる
お金を増やせるのは、年収の高い人ではなく、資産形成の仕方を知っている人。そして、その仕方は少額から実際にやってみることで身につきます。
まだ証券口座を持っていない方は、まずはスマホで口座をひらくところから始めてみてください。手順はこちらの記事にまとめています。
▶ 証券口座の開設方法【2026年版】SBI証券・楽天証券をスマホで10分|子ども名義もOK
▶ 元本120万円が250万円に|おこづかい月2.8万円・6年目の実績
※投資は元本を保証するものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。
