子育ての話

子どもの証券口座でHDVを毎月2株、1歳から18歳まで買い続けたら?配当金と評価額を全部計算してみた

ふう

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お金を産む仕組みを作る

「子どもが18歳になったとき、お金と一緒に”お金の育て方”も渡せたらいいのに」

そう考えて、わが家で試算してみたのが今回の企画です。

子ども名義の証券口座で、米国高配当ETFのHDVを毎月2株、1歳から18歳まで17年間買い続けたらどうなるのか?

現在のHDVは1株28.25ドル。毎月2株なら約56.5ドル、日本円で月8,900円ほど(1ドル158円計算)。児童手当の一部で無理なく続けられる金額です。

実際のデータをもとに、配当金と評価額の推移を全部計算してみました。


前提条件(ここが一番大事)

シミュレーションの数字は前提で決まります。今回の条件は以下のとおりです。

項目条件
購入方法毎月2株、17年間(204ヶ月)買い続ける
最終株数408株
現在株価28.25ドル(2026年7月17日時点)
株価の成長過去10年の上昇率92.41%=年率約6.5% が今後も続くと仮定
分配金直近1年の実績 年0.794ドル/株(利回り2.81%)が17年間据え置き と仮定
分配金の扱い再投資せず受け取る(購入はあくまで毎月2株)
為替1ドル=158円で固定

※データ出典:インカム投資ポータル(2026年7月17日時点)
※あくまで「過去がこのまま続いたら」という仮定の計算です。将来を保証するものではありません。

ちなみに「分配金据え置き」はやや保守的な仮定です。HDVの分配金は過去5年平均で年1.95%ずつ増えていますが、2025年のように減配した年もあるため、本編は「増えも減りもしない」で計算しています(増配が続いた場合は記事後半の追記へ)。


結果:年齢ごとの資産推移

子どもの年齢保有株数年間分配金ペース(税引前)評価額投資元本の累計
6歳120株約95ドル(約1.5万円)約4,600ドル(約73万円)約63万円
10歳216株約172ドル(約2.7万円)約1万800ドル(約170万円)約130万円
15歳336株約267ドル(約4.2万円)約2万3,000ドル(約362万円)約241万円
18歳408株約324ドル(約5.1万円)約3万3,600ドル(約531万円)約326万円

18歳の誕生日に渡せるのは、評価額約531万円+「毎年約5万円の配当金を生み続ける仕組み」。 17年間で受け取る分配金の累計は約2,750ドル(約43万円・税引前)です。

投資元本は約326万円なので、この仮定どおりに進めば含み益は約205万円。ただし途中には必ず下落の年があります。過去10年でもHDVは2018年に−6.4%、2020年に−10.4%の年がありました。それでも10年トータルでは92%上昇した——これが「長期で持つ」意味です。


この積立のいいところ

① 金額が現実的。 月8,900円は児童手当(3歳未満は月1.5万円)の範囲内。家計を痛めずに17年続けられる設計です。

② 「配当金」は子どもへの最高の教材。 評価額は上下しますが、分配金は年4回、実際にお金として入金されます。「持っているだけでお金がもらえる仕組み」を、子どもは自分の口座で体験しながら育ちます。わが家では配当金が入るたびに子どもと一緒に確認するのを習慣にしたいと思っています。

③ HDVは財務健全な米国優良企業75社の詰め合わせ。 エクソンモービル、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、配当を出し続けてきた企業に1本で分散できます。経費率も0.08%と格安です。


【追記】もし「過去の増配ペース」が続いたら?2つのシナリオ比較

本編は分配金据え置きで計算しましたが、HDVは過去5年平均で年1.95%の増配を続けてきました。そこで2つのシナリオを比べてみます。

  • シナリオA(本編):分配金は据え置き(年0.794ドル/株のまま)
  • シナリオB:過去5年平均の増配率1.95%/年が17年続く

株価の前提はどちらも同じ(年6.5%成長)です。

シナリオA:据え置きシナリオB:増配1.95%継続
18歳時点の年間分配金(税引前)約324ドル(約5.1万円約450ドル(約7.1万円
17年間の受取分配金の累計(税引前)約2,750ドル(約43万円約3,440ドル(約54万円
18歳時点の評価額約531万円約531万円(株価前提が同じため)

▼図1:年間分配金の推移(シナリオA vs B)
HDVの年間分配金の推移。据え置きなら18歳で約5.1万円、増配継続なら約7.1万円

▼図2:評価額と投資元本の推移


HDVの評価額と投資元本の推移。18歳時点で評価額約531万円、元本約326万円

増配がこのまま続けば、18歳時点の配当金は年約7.1万円と、据え置きより約4割増えます。逆に、株価が17年間まったく成長しなかった場合、408株の評価額は約182万円(買った分だけ)にとどまります。未来は「据え置き」と「過去ペース継続」の間のどこかに落ち着く——くらいの気持ちで、幅を持って見ておくのが現実的です。


注意点も正直に書きます

  • 未成年口座は課税口座です。 ジュニアNISAは終了しているため、分配金には米国で10%、さらに国内で20.315%の税金がかかります。本記事の分配金は税引前なので、手取りは7割前後になります。
  • 為替リスクがあります。 本記事は1ドル158円固定です。円高が進めば円換算の資産は目減りします(逆もあります)。
  • 成長率6.5%も増配率1.95%も「過去がそのまま続く」仮定です。 未来の保証はどこにもありません。半分になる年も想定した上で、続けられる金額で。

まとめ|18歳のわが子に渡すのは「お金」より「仕組み」

  • 月8,900円×17年で、元本約326万円 → 評価額約531万円の可能性
  • 18歳時点で年5.1万〜7.1万円の配当金を生む408株
  • 途中の暴落は「安く買える期間」。淡々と毎月2株

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※本記事は情報提供を目的としたシミュレーションであり、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資は元本保証がなく、損失が生じる可能性があります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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会社員/2児のパパ☺️/おこづかい投資家
はじめまして、ふうです。 二人の子どもを育てるパパとして、毎日ドタバタしながらも、遊びに投資、子供達と一緒に成長しています。 趣味で始めた投資は 子供達に少しの金額でも“お金を育てる力”を学ばせることができるよう実践しています。 子供達といろんなところへ行くのが私の夢です。 このブログでは、育児の合間に感じたことや、 実際にやってみた小さな投資の工夫を、 柔らかくわかりやすく発信していきます。 大人はもちろん、これから社会に出ていく若い世代にも、 「お金のことを身近に感じてもらえる場所」になれたら嬉しいです。 一緒に、お金も子どももゆっくり育てていく日々を楽しみましょう🌱
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