お金は使わないと人生が豊かにならない
fujimoritetsuya@326

| アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか? / 原タイトル:The Art of Spending Money[本/雑誌] / モーガン・ハウセル/著 児島修/訳 価格:1,980円(税込、送料別) (2025/12/15時点) 楽天で購入 |
面白い本を見つけました。
モーガン・ハウセルの『the art of spending money(アート・オブ・スペンディングマネー)』です。
「どう稼ぐか」ではなく「どう使うか」に光を当てた一冊です。 お金を「見栄」や「他人との比較」のためではなく、自分らしい人生や後悔しない時間のために使うための考え方が、具体例やエピソードとともに語られています。
今欲しいものは自分の死亡記事に記載されているか
自分の死亡記事を書いたことはありますか?
すでに書いてあるなんて方はいないでしょう。いたらさぞ壮絶な人生でしょう。
私は書いたことがありません
試しに書いたところ家族や友人への感謝の言葉。両親への感謝の言葉と思い出。
心に残っている言葉や思い出が出てきました。
書き終わって見返してみると、人生ですごく求めていたもの「高級車」「高級時計」「お金」に関わることは一つも書いてませんでした。
今とてつもなく欲しいものでも長い目で見れば人生にそれほど重要なものではないということですね。
本書のおかげで無駄遣いする前に思いとどまれそうです。
本のテーマと魅力
本書が問いかけるのは、「収入の多さより、自分の価値観に沿ってお金を使えているか」というシンプルだけれど難しいテーマです。
将来の不安や嫉妬、ステータス欲といったお金にまつわる感情を丁寧にほどきながら、「自由な時間」「いい思い出」「選択肢の多さ」といった、本当に人生を豊かにする支出とは何かを考えさせてくれます。
読むことで得られる気づき
読み進めるうちに、「貯めるために我慢する」という発想から、「自分にとって価値の高いものに気持ちよく使う」という発想へ、そっと軸をずらしてくれるのが本書の魅力です。
節約術や投資テクニックの本ではなく、「お金との付き合い方の哲学」を学びたい人に、とてもおすすめの一冊です。